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工学 2003.11  20題 40分

問1 「失速」について正しいものはどれか。
(1) 翼に当たる空気速度が急激に減少すること。
(2) 翼のまわりの流れが乱れ、操縦できなくなること。
(3) 翼上面の境界層が剥離して揚力が大きく減少すること。
(4) 迎え角が小さくなり、揚力が大きく減少すること。

問2 主翼の「風圧中心」について正しいのは次のうちどれか。
(1) 迎え角を小さくすると風圧中心は前方に移動する。
(2) 風圧中心は翼弦長の1/4のところにある。
(3) 風圧中心は迎え角によって移動する。
(4) ファウラーフラップをおろすと風圧中心は後方に移動する。

問3 機体の横軸まわりの運動について正しいものはどれか。
(1) ピッチングとよばれエレベーターで制御する。
(2) ローリングとよばれエルロンで制御する。
(3) ヨーイングとよばれラダーで制御する。
(4) ローリングとよばれエルロンとラダーで制御する。

問4 翼型(翼断面)の「キャンバ」について正しいものはどれか。
(1) 翼の厚みが一番大きいところをいう。
(2) 翼の厚みの中心線の反りの大きさをいう。
(3) 前縁と後縁を結んだ直線をいう。
(4) 翼の長さと厚みの割合をいう。

問5 滑空機の係留について誤りはどれか。
(1) 操縦系統はロックする。
(2) 野外で長期間の場合タイヤ圧を低めにする。
(3) 風上の翼を下げる。
(4) 水平係留は風向が変化する場合有効である。

問6 静圧孔が詰まった場合、誤った指示を示す計器はどれか。
(1) 磁気コンパス
(2) 旋回計
(3) 対気速度計
(4) 加速度計

問7 「旋回半径」について正しいものはどれか。
(1) 同じバンク角でも速度が大きいほど旋回半径は大きい。
(2) 同じ速度でもバンク角が大きいほど旋回半径は大きい。
(3) 同じ速度及びバンク角でも機体重量が大きいほど旋回半径は大きい。
(4) 同じ速度及びバンク角でも翼面積が大きいほど旋回半径は大きい。

問8 滑空機に装備しなければならない計器について正しいものはどれか。
(1) 対気速度計と昇降計
(2) 対気速度計と高度計
(3) 対気速度計と磁気コンパス
(4) 高度計と昇降計

問9 重心位置が移動した場合の飛行特性の変化で正しいものはどれか。
(1) 重心位置が後方へ移動すると、縦の安定性が悪くなる。
(2) 重心位置が後方へ移動すると、縦の操縦性が悪くなる。
(3) 重心位置が前方へ移動すると、縦の安定性が悪くなる。
(4) 重心位置が前方へ移動しても、縦の安定性に変化はない。

問10 翼の「縦横比(アスペクト比)」を大きくしたときの性能の変化について正しいものはどれか。
(1) 失速速度が増加する。
(2) 最小沈下率が大きくなる。
(3) 滑空比が小さくなる
(4) 滑空比が大きくなる。

問11 速度計の指示について正しいものはどれか。
(1) 静圧を機械的に指示させている。
(2) 動圧を機械的に指示させている。
(3) 全圧を機械的に指示させている。
(4) 動圧と全圧を機械的に指示させている。

問12 主翼に「上反角」をつける目的で正しいものはどれか。
(1) 主翼に発生する抗力を小さくする。
(2) 横滑りに対する復元力を持たせる。
(3) 翼端失速を防止する。
(4) 旋回性能を良くする。

問13 フラップの効果について正しいものはどれか。
(1) フラップを下げると揚力が増加し、抗力が減少する。
(2) フラップを下げると揚力が減少し、抗力が増加する。
(3) フラップを下げると揚力も抗力も増加する。
(4) フラップを下げると揚力も抗力も減少する。

問14 耐空性審査要領の定義で誤りはどれか。
(1) この要領において「VS1」とは所定の形態の失速速度をいう。
(2) この要領において「VS0」とはフラップを着陸位置にした場合の失速速度をいう。
(3) この要領において「VT」とは最良滑空速度という。
(4) この要領において「VFE」とはフラップ下げ速度をいう。

問15 対地滑空比が最良となる対気速度について正しいものはどれか。
(1) 向かい風時は無風時より小さい。
(2) 向かい風時は背風時より大きい。
(3) 向かい風時も無風時も同じである。
(4) 向かい風時は背風時より小さい。

問16 飛行重量が増加した場合の飛行性能の変化について正しいものはどれか。
(1) 失速速度が遅くなる。
(2) 最良滑空速度が速くなる。
(3) 旋回時の速度、バンク角が同じでも旋回半径が大きくなる。
(4) 最良滑空比が大きくなる。

問17 揚力を示す式として正しいものはどれか。
(1) L=1/2・CL・ρ・V・S
(2) L=2・CL・ρ・V・S
(3) L=1/2・CL/(ρ・V・S)
(4) L=2・CL/(ρ・V・S)
L:揚力、 ρ:空気密度、 S:翼面積、 V:速度、 CL:揚力係数とする。

問18 重量360kg、翼面積20m2の滑空機が速度100km/h、バンク角30度で釣り合い旋回を行った場合の荷重倍数はどれか。
(1) 1.0
(2) 1.15
(3) 1.41
(4) 2.0

問19 重量360kg、翼面積20m2の滑空機が速度80km/h、沈下率1m/secで滑空した場合の滑空比はどれか。
(1) 0.045
(2) 0.45
(3) 13
(4) 22

問20 下図のような重量の滑空機の重心位置はどれか。
(1) 基準線前方 4cm
(2) 基準線後方 35cm
(3) 基準線前方 50cm
(4) 基準線後方100cm
滑空機の図。基準線前方2mで150kg、基準線後方10mで50kgと計測されたことを示している。