作業用カメラ列車

VRMレイアウトを新規作成する際、最初に置く部品はなんでしょうか?

ghostはこれです。

今回は小ネタです。

<作業用カメラ列車>

左掲は左向きの状態。

作業用カメラ列車の向きを変えたい場合、こいつらを全部選択状態にして回転させれば良い。

便宜上これを「作業用カメラ列車」と呼びます。

上掲写真に含まれる部品は以下の通りです。

 

ストレートレール x 1(長さは適当なものでOK)

透明橋脚 x 2(I.MAGiC/TOMIX規格どっちでもOK)

編成 x 1(車輌はなんでもOK)

 

それぞれの透明橋脚には異なった高度を設定し、かつ、編成が向いている方を低くしておきます。たとえば、一方を80mm、もう一方を100mmといった感じです。この状態でビュワーを起動すると、これからレイアウトを作っていく空間を斜め上から見下ろすような視点からスタートすることになります。また、作業用カメラ列車はこの4つの部品のみが所属する独立したレイヤーで管理します。レイアウト新規作成直後にこの作業をおこなう場合、VRM3ならば[Default Layer]、VRM4なら[Layer-1]に作業用カメラ列車を配置することになります。以降の作業では、新規レイヤーを作成し、そこに部品を配置していきます。

作業用カメラ列車を独立レイヤーに分けておけば、レイアウト製作の進行にしたがってカメラ列車と重なる位置に部品が配置されても、移動・回転させたいカメラ列車だけを一発で選択できるので吉。

<ビュワーで別角度から見ると・・・>

黄色い矢印は加筆、念のため。

作業用カメラ列車を仕込むと、ビュワーを起動時にこの宙に浮かんだ車輌の運転台カメラの視点(つまり黄色い矢印の方向を見た視点)から始まるようになる。

この黄色い矢印が、今まさに作業しているエリアに向くようにしてやると吉。

さて、何故こんなことをするのでしょうか。

VRMでは、ビュワー起動時にデフォルトの視点は、いずれかの編成の運転台カメラになります。この編成のおかれている付近で作業をしている間は問題ありませんが、離れた地点に作業が推移すると、ビュワーを起動する都度、テンキー操作で視点を移動しなければなりません。これは非常に面倒なことです。

2005/04/18 修正

左の下り、しおじさんから「部品番号の一番若いものが必ずしもデフォルトの視点ではない(趣意)」とのご指摘をいただき、訂正しました。

で、デフォルト視点を決定する要素を特定すべくいろいろ実験してみたのですが、まだ特定出来てません。詳しくは本稿末尾にて。

また、運転台カメラであるがゆえに、レイアウターでおこなった作業の評価が「運転台視点」に偏ったもの=極めて近接・部分への注目であり全体のバランスが見えない、に陥りがちである、という問題点もあります。

作業用カメラ列車を導入することにより、ビュワーによる評価の視点をレイアウトの広い範囲を眺める「俯瞰視点」に導くことが可能になります。また、作業用カメラ列車自身は今手がけているレイアウトの世界とは直接関係ありませんから、自由に移動・回転させることができます。つまり、これから作り込むぞー、という地点に、まず作業用カメラ列車を運んでから作業を始める癖をつければ、ビュワー起動の都度に視点を作業の成果を確認したい地点に動かす手間を省けます。レイアウトが完成すれば、作業用カメラ列車はレイヤーごと削除してしまえばよろしい。

 

一番言いたいのは実はコレ。

まぁ、やってる人は当たり前にやっていそうな工夫ですが、ご参考までに。

補足:ビュワー起動時の編成はどうやって決まる?

実はghostは、しおじさんから突っ込みをいただくまで、レイヤーパレット上に並んでいる部品の順番を(ドラッグ&ドロップで)変更できることに気づいていませんでした(大汗。

で、今回、興味が湧いたのでいろいろと試してみました。今のところ以下のような法則があるように見えます。

 

1.編成が1つしかない場合、この編成がデフォルトの視点となる(これは当たり前)。

2.複数の編成がある場合、古いレイヤーから順に編成の検索がおこなわれる(レイヤーの見た目上の順番は関係ない?)。

3.同じレイヤーに複数編成がある場合、見た目上一番下にある編成がデフォルト視点になる(部品の配置順は関係ない?)。

 

これも実のところ自信がありません。

さて。

これと同じような話題として「同じレールのジョイントに複数のレールをつないだ場合、どちらのレールに編成が向かうか?」というものがあります。これについては既に別項に書いたのですが、この記事を書いた時点では「レールをレイアウトにドロップした順序」が決定要素だと思っていました。これについても部品の所属レイヤー/レイヤーパレット上の順序、が関係する可能性が高いと思われたので合わせて実験してみたのですが、これがどうにもなかなか結論に至りません。これについては、もう少し研究して何か判明すれば報告する所存です。

VRMoviesは、ここに紹介した技術情報について、読者のお手元の環境での再現性をいかなる場合においても保証いたしかねます。ご承知おきください。

 


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