切り通し・スロープの応用(2)

前回に引き続き、VRM3第7号所収「切り通し」「スロープ」の応用例です。サラッと行きましょう。

<オーソドックスに落石防護壁風>

さりげなく配した[保線用具箱]がアクセント。

[複線橋脚]および[駅高架プレート]と組み合わせてロックシェード風に。落石防護壁は既にそのまんまの名前の部品がありますが、こちらは斜め置き=高度を2つ設定して任意の傾斜を設ける、が出来ないので、むしろ[切り通し][スロープ]の方が使い勝手が良さそうです。

[切り通し][スロープ]と同じカテゴリに含まれる[はしご]もなかなか遊び甲斐のある部品。

<コンクリートの土手>

説明不要かと思いますが、左写真のレール周囲のバラストはVRM3第5号所収[築堤]の上面を利用したもの。VRMのバラストレールは一様にバラスト幅が狭いので(まぁ、Nゲージのそれを模してるからなんだけど)こうやって築堤で嵩増ししてやるとグッと感じが良くなる。

ただ面倒だけどね。レール比2〜4mm上げなきゃいけないし。TOMIXレール使う場合は近似曲率の築堤を配置の妙で重ねなきゃなんないし。

本来、[切り通し][スロープ]はレールと同じ接地高度にして左右に壁を作るもの、という位置付けなのでしょうが、敢えてマイナス高度を与えて上部の出っ張り構造を利用し、こんな感じも風情があるかと。例によって終端処理は部品傾斜で。

<カーブプラットホームも>

この用例は小物の配置が命。コンクリート部分だけがあっても何を表現しようとしているのか判然としないのが普通。

普段出来合いの駅部品しか使わない人は、いっぺん騙されたと思ってこの手法で駅らしいものを作るのに挑戦してみて欲しい。納得のいくものが作れた暁にはレイアウト作成力倍増間違いなし(ホントか?)。

[カーブプラットホーム]も同名の部品が既に存在しますが、曲率が限定されていて使いにくい上、対向式のそれは余計な壁が線路逆サイドに設けられていて使い勝手が悪い。その点、[切り通し][スロープ]はI.MAGiC規格カーブレールとほぼ同じだけのバリエーションの曲率が用意されているのでこういう芸当も可能。上作例のように、適当に看板とかバス停屋根とか並べてやると、想像以上にしっくりくる。

 

と、散々[切り通し][スロープ]を持ち上げておいてアレですが。レイアウターで見るとコイツらは単なる長方形(あるいはブッ太い中抜き曲線)として表示されるため、実際の配置に際してはレイアウターとビュワーを行ったり来たりしての微調整が不可欠。コレはちょっといただけない。っつーワケなので、VRM3レイアウターのアップデートが今後もあるのであれば、せめて上部の出っ張りの部分だけでもワイヤーフレーム表示してもらえませんか、I.MAGiCさん?

特に作例くらいに部品密度が高まってくると既設部品との連結連鎖が始まってもー大変。

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