踏切にちょっとだけこだわる

VRMの道床付レールは道床部に結構な厚みがあるので、そのまま地面に置くと、地面とレール面の間に大きな高度差(8mm)が生じます。

レールだけが並んでいる場合、これはさしたる問題にはなりませんが、踏切を設ける場合、地面に接している道路面とレール面の高度差の処理が問題になります。VRM3第4号所収のTOMIX規格の踏切部品を使うのが最も素直な解決法ですが、個人的な好みとしては道路の色味ややたら目立つ黄色のラインが気になるので、ghostは別の方法でこの問題を解決するのが常です。

これはリアルNゲージの道床式レールのそれに倣っているだけの話なので、VRMの罪ではありません、念のため。

<踏切における地面/レール面落差の処理例>

<レイアウターで見ると・・・>

左の作例のポイント。

まず、バラストを補充するため第5号所収「築堤」を対レール高度比3〜5mmで重ねること。これもリアルNとの関係で止むを得ないことながら、特に作例のような単線区間ではVRMのレール部品のバラスト部の細さは気になるもの。

踏切の渡り部分は「プラットホーム」を対レール高度-8mmで配置(作例では第3号所収「島式ホームエンドA」を使用)。レールと道路の隙間はなくなるが、さして気にならないのは左写真の通り。

道路面から踏切への登り部分については第6号所収「スロープ(対向式ホーム)」をやはり対レール高度-8mmで配置。

もっと道路幅が必要な場合は前述のプラットホーム部品を横に重ねて並べて対応すべし。

なお、作例のようなローカル風景ならばこんな感じでいいと思うが、都市部の風景だとそもそもこの地面/レール面落差が大きすぎると感じるかも。この場合、同じ手法で処理しつつ、地面を2〜4mm高くしてやる=道路面も高くなる、のがいいんでないかと。

要するに、踏切部については道路の代わりに下半分を地面に埋めたプラットホームを使う、というものです。上作例では側面の石組みの壁を見せたいがゆえに第3号所収の「ローカルホーム」をそのまま使っていますが、下写真に示すような側面処理も味があります。

<踏切の端を木枠で固める>

左写真は別館「レイアウトプラン集」所収のレイアウトプランから。当該プランの詳細はこちらを参照。

上の例では踏切の渡り部に第2号所収の「交差点」を使用し、この結果生じる側面の隙間を同じく第2号所収の「対向式渡りの踏み板(線路間)」を対レール高度-1mmで縦に並べて塞いでいます。

踏切はいろんな意味でレイアウトの見せ場になりやすいシーンなので、1レベル上のレイアウト作りを目指したい方は敢えて出来合いの組み合わせをやめて、今回紹介したような作り込みをしてみることをお奨めします。

VRMoviesは、ここに紹介した技術情報について、読者のお手元の環境での再現性をいかなる場合においても保証いたしかねます。ご承知おきください。

 


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