トンネルの中は闇

VRM3で入り口から長い直線の続くトンネルを作った場合、特に背景画像が明るい色調であると、ちょっと困ったことがおこります。論より証拠、ご覧いただきましょう。

 

<ちょっと困ったこと>

 

背景画像が夜景等の場合は、あまり気になりません、当然のことながら。

トンネルの向こうに背景画像が見えています。これは、トンネルの直線区間の途中でレンダリング範囲の限界を迎えてしまったことから起こる現象です。ある程度以上長いトンネルをイメージしている場合、ちょっといただけないですね。

 

<改善してみた>

 

上掲ショットのように、トンネルからある程度入った以降は「闇」になっていた方が、それらしく見えると思いませんか?。では、具体的な方法を見ていきましょう。

 

<種明かし>

 

レイアウトを俯瞰するのが好みの方にとっては、むしろコチラの方が「ちょっと困ったこと」ではないか、とも思うのですが・・・。

要するに、トンネルの途中、かつトンネルの入り口からレンダリング範囲の限界までの間に黒い壁を無理矢理作ってやれば良いわけです。この結果、山の中腹に上掲ショットのように大穴が開いてしまうのですが、まぁ、適当に植樹して誤魔化せばさして気にならないでしょう。

 

 

 

<レイアウターで見た場合、左:高度/右:テクスチャ>

 

上右ショットで紫色で示されている部分が黒いテクスチャです。

なお、この地面テクスチャを用意する際、完全な黒(RGB=0,0,0)を使ってしまうと、ドリル同様に透過テクスチャと判断されてしまい、元の木阿弥になります。VRM3ビュワーにおいて透過色でないテクスチャとして認識させるには、最低でもRGBの各要素が 8以上 (16bit/256階調)でなければならないようです。

 

余談になりますが、RGB=7,7,7 以下の色を使うことにより、部分的に透過する地面テクスチャを作ることができます。この応用例についてはこちらをご覧あれかし。

VRMoviesは、ここに紹介した技術情報について、読者のお手元の環境での再現性をいかなる場合においても保証いたしかねます。ご承知おきください。

 


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