m4g/1.0サウンドギミック拡張とは?

VRM4の編成走行効果音を拡張する、SCRIPTウィザード用スクロール群です。VRM4の基本機能では実現できない、豊かな音声表現を可能にします。もちろん、スクロールですから、あなた自身が難解なスクリプトを書く必要はまったくありません。

なお、規格名【m4g/1.0】は、この規格の立案議論に関わったmoko氏45-50s氏、そしてghostのそれぞれ頭文字を取ったものです。1.0はバージョンを示していて、今後、皆さんからのフィードバックを受けてのさらなる拡張を目論んでいます。

 

<VRM4の標準サウンド機能>

 

左図では、簡略化のためにギャップ通過音(SetWaveGap1/2)、アイドル音(SetWaveIdle)を省略していますが、これらもスクロールで合わせて設定可能です。

また、m4g/1.0規格ではイマイチ役に立たないSetWaveVVVFおよびSetWaveBrakeを今のところは無視しています。

上図は、VRM4が標準的にサポートしているサウンド機能についてまとめたものです。

VRM4における走行音は、走行電圧(最高速度に対する走行速度の比)0.4を境に、低速/高速走行音に分かれています。それぞれ電圧0.4/1.0の状態で音声リソースがほぼそのまま再生され、走行電圧を下げることで、再生速度と音程が原音の約90%まで低下し、これが速度変化を表現しています。

これとは別に、常時同一音程で再生される背景音があります。また、停車中にランダムに発生するコンプレッサー音がありますが、これは走行中には鳴りません。

 

<m4g/1,0規格のサウンド機能>

 

左図は、理論上の最大機能です。実際のスクロールは、使いやすさを優先して、組み込み先となる車両車種に応じて左図の機能の一部をピックアップしたものになっています。

m4g/1.0サウンドギミック拡張により、VRM4のサウンド機能は上図のように拡張されます。

 

1.低速/高速の二段階であった走行音に、出発・停車の走行音が加わります。出発・停車走行音と低速走行音が切り替わる走行電圧は、0.4を上限に任意の値を設定することが可能です。

2.力行(加速中)/惰行(定速走行、トラコンモードではゆるやかな減速を伴う)/制動(減速中)の走行音をそれぞれ設定することが可能になります。また、背景音も同様に力行/惰行/制動に応じて切り替えることが可能です。

3.低速/高速や、力行/惰行/制動の音声切替の際の唐突な音の変化の違和感を和らげるために、警笛音を利用した瞬間的な効果音を自動的に発声することが可能です。

4.走行中にもコンプレッサーをランダム発声することが可能です。

5.これらのギミックは、編成の走行電圧とその変化を常時監視することで実現されます。従って、ビュワーによる手動操作(通常/トラコンの両モード)はもちろん、スクリプトによる自動運転にも対応しています。

 

 

 

警笛音を利用した効果音については、先頭車で発声されるというVRM4の仕様上の制約により、視点位置によっては聞こえない場合があります。

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