m4g/1.0サウンドギミック作成ガイド(車両)

m4g/1.0サウンドギミック拡張では、編成を構成する車両毎に“車両スクロール”を組み込み、それぞれに異なる音声リソースや再生ポリシー(どのタイミングでどの音が鳴るか)を割り当てることが出来ます。

これは同時に、車両スクロールの組み込みを、編成を構成する車両の数だけ繰り返さなければならないことを意味しています。

 

重要な注意事項

車両スクロールの組み込みに先立って、必ず編成に“【m4g/1.0】編成スクロール−サウンドギミックエンジン”を組み込んでください。この順序を誤った場合、エラーとなってVRMビュワーを起動できません。

【m4g/1.0】車両スクロールの組み込み

車両スクロールの種類は後述します。ここでは、共通する組み込み手順を示します。

〔SCRIPTウィザード〕を起動し、〔車両制御〕カテゴリの“【m4g/1.0】車両スクロール”のいずれかお好みのものを選択してください。続いて〔詳細Wizard〕をクリックします。

 

<車両スクロール−動力車(EC/EL)を選択した場合の例>

 

最初に、組み込み対象となる編成を選択します。

 

<編成の選択>

 

次に、車両を選択します。

 

<車両の選択>

 

一部のスクロール(“コンプレッサー付”のもの)では、ここでパラメータの入力を求められます。然るべき数値を入力してください。数値の意味については後述します。

 

<パラメーターの入力>

 

続いて、音声ギミック(どのタイミングで鳴る音か)と音声リソース(リソースID何番の音か)を対応付けていきます。画面下に表示されるガイドに従って、適切な音声リソースを選択していってください。

 

<音声リソースの選択>

 

この作業の手間を考えると、組み込む音声リソースのファイル名には気をつかった方がいいです。数字とか記号をファイル名にしていると、ムカついてやめたくなります(経験者談)。

この入力を何回か繰り返すと、最後に確認画面が表示されます。〔OK〕をクリックすれば、車両スクロールが組み込まれます。

 

<確認画面>

 

この作業を、編成に含まれる車両の数(=編成長)だけ繰り返します。

 

【m4g/1.0】車両スクロールの詳細

今回のβリリースには、5種類の車両スクロールが含まれています。以下、それぞれの用途と音声再生のポリシーを解説します。これらの中から、編成を構成するそれぞれの車両に、お好みのものを組み込んでいってください。

 

●【m4g/1.0】車両スクロール−無動力車

 

客車/貨車や、電車/気動車編成中の付随車への組み込みを前提とした車両スクロールです。

力行/制動に応じた走行音の切り換えは起こらず(常に惰行音が再生されます)走行速度に応じた切り替えのみが起こります。

便宜上、スクロールの名前に付随車/動力車等の車両種別名が含まれていますが、これはわかりやすさを優先したものです。

電車にDL/DC版の車両スクロールを組み込んでも、ちゃんと動作します。

<車両スクロール−無動力車の音声ポリシー>

 

●【m4g/1.0】車両スクロール−動力車(EL/EC)

 

電気機関車や電車編成中の電動車への組み込みを前提とした車両スクロールです。

力行/惰行/制動それぞれに独自の走行音を設定することができ、発停車/低速/高速の速度変化にも対応します。

 

<車両スクロール−動力車(EL/EC)の音声ポリシー>

 

●【m4g/1.0】車両スクロール−動力車(DL/DC)

 

ディーゼル機関車や気動車への組み込みを前提とした車両スクロールです。

EL/EC同様の力行/惰行/制動×発停車/低速/高速の走行音切り替えに加え、背景音を停車&惰行(アイドリング状態)と力行&制動(アクセル状態)のそれぞれに応じて切り換えることが出来ます。

 

<車両スクロール−動力車(DL/DC)の音声ポリシー>

 

●【m4g/1.0】車両スクロール−無動力車コンプレッサー付

 

前述の“無動力車”に、ランダム発声のコンプレッサー機能を加えたものです。

この車両スクロールの組み込みに際しては、2つのパラメータの入力を求められます。1つ目は“発声試行間隔”です。ここで指定した時間毎に、1/2の確率でコンプレッサー音が再生されます。もう1つは“コンプレッサー音の長さ”です。コンプレッサー音が鳴り出してから、ここで指定した時間が経過すると、元の背景音に戻ります。

 

<車両スクロール−無動力車コンプレッサー付の音声ポリシー>

 

●【m4g/1.0】車両スクロール−動力車(EL/EC)コンプレッサー付

 

“動力車(EL/EC)”に、ランダム発声のコンプレッサー機能を加えたものです。

 

<車両スクロール−動力車(EL/EC)コンプレッサー付の音声ポリシー>

 

今回のβリリースに含まれるm4g/1.0車両スクロールは以上の5つです。

 

なお、m4g/1.0サウンドギミック拡張では、必要に応じて車両スクロールを独自に追加することが出来ます。詳しくはm4g/1.0規格テクニカルガイドを参照してください。

独自にスクロールを書く自信のない方は「こういう発声ポリシーの車両スクロールが欲しいよ」とリクエストしてくだされば、気分で追加するかも知れません。まずは、VRMovies BBSにてご相談ください。

 

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