オマケやら雑文やら。

SNCFアラカルト後編<貨物特集&オマケ>

前回に引き続き、SNCF=フランス国鉄アラカルトの貨物特集(と言うほど充実はしていないですが)と題してお届けしたいと思います。

 

<パリ郊外ですれ違ったBB25500牽引の貨物列車>

 

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日本では貨物輸送の主力から鉄道が退いて久しく(もちろんコンテナや、一部の特化した輸送は健在ですが)、種々の貨車が混成した貨物列車は国鉄華やかなりし時代の思い出となってしまいました。

今回、フランス・スイスをぐるっと回った感じでは、向こうではまだまだ鉄道貨物は元気なようで、随所を移動中にかつては日本でも見られた雑多な貨車が混在した長編成の列車と出会いました。

 

一般に鉄道貨物輸送がトラック輸送に対して有利になるのは「一定大量の貨物が特定の二点間を常時行き交う場合」とされます。

中規模都市が近接して密集する日本と、大規模都市がまばらに点在するフランスの差がこんなところにも現れているんですな。

<保線車輌を牽引するBB25500/パリ郊外にて>

 

<上掲列車が牽引していた骨太なバラストホッパー車>

 

 

奇しくもパリ郊外で出会った貨物列車の牽引機はパリ土産に購入したNゲージのロコと同系ばかり。

厳密には左掲はBB25500で模型の法はBB25100なんですが。前回まとめたSNCF機関車の命名規則に従って解釈すると、こいつらは軸配置がB-B(2軸の動輪台車が2つ)で交直流両用の51/55型、ということになります。

25100が側面がすっきりしているのに対し、25500は無骨な放熱窓と思しき構造体が目立ちますな。

不思議とパリ付近ではあまり見かけないのですが、地方の路線を走っているとやたら目立つのが独特の「FRET塗色」に装いを改めた各種の機関車たちです。

TGVの路線拡大に伴い機関車がダブつき気味なのは、フランスも日本同様のようで、国際TEE列車も牽引したフランス国鉄の花形CC6500も大半が貨物機に転属したようです。それでも、鉄道貨物輸送がまだ大きなウェイトを占める欧州では、機関車たちに第二の人生が与えられるだけ日本よりは恵まれているのかも知れません。

 

<BB437000/ブサンソン(Besancon)付近にて>

<Y8000FRET色/同上>

 

 

エメラルドグリーンに白の斜めのストライプ、加えて「FRET」の大きなロゴがFRET塗装に共通する特徴。

オマケのオマケ

貨物特集、とか言いながらちょっとネタが少なかったので、オマケを少し。

 

<BB26000/バーゼル(Basel)にて>

 

左掲はスイス国境の街バーゼルからドイツ国境の街ストラスブールへ向かうのに乗った急行列車。

牽引機BB26000は、何種かに収斂される傾向のあるSNCFのELの中ではややデザインが浮いている。

他の機関車同様にいくつかの塗装バリエーションがあり、オレンジとグレイは事実上のSNCF標準色。ただし、フロントフェイスを全部オレンジにした塗り分けはこのタイプにのみ見られる、みたい。

<DB181-2牽引の寝台列車/ストラスブールにて>

 

 

ナハトツーク(Nachtzug/夜の列車の意)と総称されるDB(ドイツ国鉄)の寝台列車。あ、SNCFじゃねーや。夜明けの朱に染まる空がいい感じに撮れた、今回の旅の中でもお気に入りの一葉。

最後に。

記事執筆中に車輌の形式名を特定するためにWebを検索していて、クールなサイトに行き当たったので紹介しておきます。

 

[RAILFANEUROPE.NET]

 

トップページの左上「The European Railway Picture Gallery」に入ると、国別、種別、形式別に整理された大量の写真にアクセスできます。この他、ものすごい量の良質なコンテンツがいっぱいなので、拙文で欧州鉄道への興味をそそられた方は覗いてみてくださいまし。

 

なお、ghostの欧州レポは、もちろんRAILFANEURO.NETには遠く及びませんが、懲りずにまだ続きます。え、もう飽きた?

次回は・・・う〜ん、何にしようかなぁ。まだまだネタはあるぞ〜。

VRMoviesはマジ半分・ネタ半分です。字面を捉えてご立腹なされぬよう、伏してお願い申し上げます。

 


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