オマケやら雑文やら。

SNCFアラカルト前編<ディーゼル特集>

ども、ghostです。

例によって例の如く、レイコン対策で本来のコンテンツ(VRM動画です、忘れられてしまったでしょうか?)に手がつかない状態ですので、穴埋めに欧州レポをお届けしております、単に嫌味な自慢話をしたいだけだという説もありますが。

<いきなりディーゼルじゃないですが・・・>

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最初に取り上げたスイス同様、フランスも電気機関車の国、というイメージがあります。まぁTGV登場以前の話ですが、SNCF=フランス国鉄というと上掲のBB15000のような、独特の「ゲンコツ」フェイスを持った電気機関車を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

 

知名度ではおそらくCC6500の方が上なのでは。ちなみに6500は直流機で、BB15000は交流機になりますが。

これはghostの個人的な思い出ですが、子供の頃にいわゆる食玩(お菓子付きのオマケ)でコイツ、あるいは外見の似ているCC6500を持っていた覚えがあります。日本の機関車にはないユニークな表情に、子供心に異国への憧れを抱いたことを思い出します。

 

たしか当時のTEE列車をイメージしたモデルで客車もセットであったような気がします。ご存知の方がおられたらご教示ください。

さて、ここからが本題。

このように、ELのイメージが強いフランスですが、意外にもDL/DCも活躍している国でもあります。というのも、フランスは日本同様に電化方式が路線によって交流・直流にバラけており、また、地方には非電化区間も残っているからです。外から眺める分にはTGVばかりが目立つ現在のSNCFではありますが、その車輌バラエティの広さに驚かされます。そういうワケで、今回は僅かではありますが、今回の旅程で出会ったDL/DC特集です。

 

まだまだ元気なディーゼル機関車

<CC72000/パリ・北駅にて>

ここでSNCFのEL/DLの命名規約についてまとめてみましょう。と言っても、以下に書くことはghostが今回の旅+アルファで見知ったことからの類推のなので、一部誤謬があるやも知れません、あしからず。

 

まず、冒頭のアルファベットですが、これは日本の機関車の形式名にも含まれる「動軸」を意味しています。ただし、日本の場合は動軸の総数に対応するアルファベットが振られるのに対し、フランスではドイツ式軸配置表記がそのまま形式名に含まれます。

この表記法では、従輪を数字で、動輪をアルファベットで表記します。日本でも旧型電気の多くはカーブ通過性能確保のために先輪を持っていますが、フランスも同様で、旧型直流機は形式名の冒頭に「2B2」「2D2」=2軸先輪の間に2/4軸の動輪、を冠したものが主流だったようです。ややこしいのになると、ディーゼル機関車に「A1AA1A」という奇天烈な冠をもったヤツもあったようです。

この他、例外的に「Y」を冠するものがあります。これは入換え用途の小型機であることを意味し、続く数字は後述の6桁のルールとは異なる体系を有するようです。

 

続く最大6桁の数字が機関車の種別を意味します。

下2桁が製造番号を示し、その上の2桁(千と百の位)が事実上の形式識別番号です。大量生産されたタイプは百の位にも製造番号が食い込むものもあるようですが。

5桁目が種別です。5桁目がない、すなわち番号が10,000未満のものは直流電気機関車です。5桁目が1なら交流電気、2〜4ならば交直流電気、6〜8ならばディーゼル機関車と思われます。

 

6桁目(十万の位)が少し釈然としないのですが、明らかなのは、通常の5桁の形式番号の頭に4を加えたものはFRET(貨物の意)専用機である、ということです。ただし、実際に運用についている全ての貨物牽引機がそうか、というと、そうでもないようです。思うに貨物専用へ更新改造(実際、これらの機関車は形式に関わらず塗装が共通している、詳しくは次回・・・)を受けたことを示しているようですが・・・。他、6桁目が1というのもありますが、これはまったく意味不明。

 

以上。ghost自身の備忘のための、中途半端なSNCF機関車命名規則(の推理)でした。あ、SLは縁がないのでさっぱりわかりません。

 

<BB67000/ストラスブール駅にて>

<BB67000/パリ・モンパルナス駅にて>

<Y8000/パリ・東駅にて>

モダンな新型が目立つディーゼル車

<おそらくX4630系列/ストラスブールにて>

かつては、こんな感じのディーゼル車(フランスではDMUと略称、ちなみに電車はEMU)が一般的だった、という例。

 

 

2004/10/13 誤謬修正

SNCFのDMUとして下写真を掲載しておりましたが、これは間違い。

コイツはスイスの私鉄でも750mmという超狭軌を採用しているWB(ワルデンブルガー鉄道/Waldenburgerbahn)の、しかもEMU=電車でした。800枚強写真撮ってるとこういうこともある、ってことでご勘弁下さい。

 

 

2005/08/14 追記

読者の方からの指摘で左写真がDMUではなく客車(運転台付制御車)であることが判明しました。ちなみに形式名はZ2N系で機関車とのペンデルツークの他、EMUとも連結されるらしいのですが、詳細がやはりわかりません。ご存知の方、おられましたらご教示ください。

<形式名不詳/パリ北駅にて>

<X73500/ストラスブール駅にて>

A-TERとも。旧型機に混じって夜明けのストラスブールを走るコイツは何気に格好良かったです。

<X72500/パリ・モンパルナス駅にて>

 

X-TERとも。

モンパルナスの一番奥のホームにドアも何も開け放しで放置同然に留置。なんなんでしょう?

思うに、SNCFは非電化区間の電化よりも、TGV走行線の拡大の方に御執心に見えますし、上掲のような新型DMUが投入されているところを見ると、今しばらくフランスではディーゼルがTGVの陰ながらも活躍を続けるようです。

 

今宵はこのへんで。

次回はSNCFアラカルト後編<貨物特集>をお届けしますです、ハイ。

VRMoviesはマジ半分・ネタ半分です。字面を捉えてご立腹なされぬよう、伏してお願い申し上げます。

 


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