2006/08/05公開

コンセプト

最急部 R243mm

総延長 約3800mm

ご意見箱にて、天然記念物さんから「入換運転が楽しめる工業地域風のデスクトップレイアウトを!」とのリクエストをいただきました。このサイズで、入換運転可能なヤードを確保しつつエンドレスループを組むのは、いささか無理があるのですが、無理を承知で組んでみました。なかなか面白いものが出来たように勝手に思っています。

 

デスクトップレイアウト設計代行はいつでも歓迎しますので、お気軽にBBSメールでご相談ください。

ただし、設計したプランは今回のように必ず公開させていただきますのであしからず。

<全体俯瞰>

入換運転を狙うと、得てして給電が難しくなるのですが、今回は「一度に走行させる編成は常に1つ」という縛りを設け、メインループへの給電のみですべてをあがなう設計にしました。入換運転の詳細については後述します。

 

使用部材例

メーカー 部品名 数量
TOMIX S18.5(F) 2
TOMIX S33(F) 2
TOMIX S70(F) 2
TOMIX S99(F) 1
TOMIX S140 2
TOMIX S158.5 1
TOMIX C243-45(F) 6
TOMIX C280-15(F) 1
TOMIX C280-15(F) 1
TOMIX C317-15(F) 2
TOMIX C541-15(F) 1
TOMIX N-PR541-15(F) 1
TOMIX N-PR280-30(F) 2
TOMIX N-CPL317/280-45(F) 1
TOMIX N-CPR317/280-45(F) 1
TOMIX 解放ランプ付きレールM70(F) 2
TOMIX エンドレールE(F) 3
TOMIX 複/単線架線柱鉄骨型 17※1
TOMIX 変電所 1
TOMIX ヤード照明灯 2
TOMIX アパート 1
TOMIX 信号所 1
GM 踏切セット 1
GM プラント工場 2※2
GM 保線詰所 1
GM 架道橋 ※3
  発泡スチロール板 ※4
  パウダー・フォーリッジ・ライケン 適量
  樹木完成品 適量

左記数量は一部の例外を除いて部品の実点数です。パッケージ数ではないことにご注意ください。

※1 柱の数をカウント。内訳は単線用9、複線用4(x2で8)。

※2 VRM上ではTOMIX複線機関庫で再現しています。

※3 右奥手の鉄橋への利用を想定。カーブ区間への組み込みとなるため、かなりの改造を要する。

※4 設計上は20mm厚の積層を想定。

設計図

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<レイアウター図面>

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<トラックプラン図>

左画像は縮小表示されています。右クリック→名前を付けて画像を保存、していただくと原寸の約1/4のサイズになります。4倍に拡大していただくと、そのまま設計図面としてご利用いただけます。

 

より詳細な図面をご希望の方はご相談に応じますのでこちらにご一報ください。

入換運転

カーブポイントで分かれた二線には、それぞれ解放ランプ付きレールを配しています。TOMIXの解放カプラーを組み込んだ機関車は、ここに停車すれば、牽引している車両を自動解放することができます。

<外側線にコンテナ貨車を放置>

 

解放ランプは必須ではないと思いますし、読者諸兄のお手元の機関車は、かならずしもマグネットカプラーを装備していないかも知れませんが、まぁ、そこはアレです(?)。

貨車を解放した機関車を、一旦カーブポイントを通過させてからポイントを切替、内側線へと導きます。このまま留置しているワムに連結しても良いのですが、ここではさらに内側の留置線へ退避させることにしましょう。

<機関車を入庫させる>

 

カーブポイントの外側線には、敢えてもう1つポイント(PR280-30)を設けています。これを正位にして推進運転で押し込めば、コンテナで3両、二軸貨車で5両程度の編成を真っ直ぐ留置することができます。

留置している貨車編成がカーブに沿ってしなっているのはちょっと興醒めかな、と思ってこのようにしてみましたが、ポイントが1つ増えた分、高くつきます。そこまでこだわらない方は、左下のポイントをオミットし、空いた角地に何かを作るのもアリかと思います。

留置線のポイントを切り替えて、待機していた機関車を出場させます。この間、操作はすべて手元のパワーパックとポイントスイッチだけで可能である点がミソですね。

<機関車を交代>

 

言い訳がましいですが、ボクはVRMでシミュレートしただけですので、本当に目論み通りに動くかどうかは保証いたしかねます、あしからず。

ここでは留置線へのポイントを閉じた後、出場した機関車にワムを連結して出発させてみました。もちろん、一旦カーブポイントを通過させてから折り返し、コンテナを引き出しても構いません

<出発進行>

完成予想図

台車を外したワムも置いてみるとか>

このプランの肝は、エンドレスループの一部にヤードの役割を兼務させている点です。青いワムが留置されている部分は、実は主ループの一部なのですが、このアングルから見ると独立したヤードのようにも見えます。

角地を効果的に使おう>

このプランは、入換運転を優先した結果、かなりカツカツの構成になっています。このようなケースでは、列車経路の両側にストラクチャを配置することができる角地の有効活用が欠かせません。

左写真では、敢えてフェンスで角地を分断し、そこに工業地帯とは系統の異なるストラクチャ(アパート)を配することで、工業空間から住宅空間へと連続する雰囲気を狙ってみました。

<運河で立体感を演出する>

このプランの隠し味となる運河部分です。これがないと、レイアウト全体がベタッと平板になってしまうので、取り入れてみました。

上掲の使用部材例には、運河部を演出する部材は鉄橋を除き計上されていません。

奥手の踏切へと視線を誘導する道路>

レイアウトを貫く視線のチラリズム、は、ボクがこのサイズのレイアウトを設計する際のこだわりのひとつです。

今回は、レイアウト前面から道路を一本、後方の踏切へ向かって貫通させることで、奥手方向へ向かって世界が広がっていく様を演出してみました。

背景に工場地帯の写真でも飾ってやれば、それなりに奥行きを錯覚できるのではないか、と思います。

ghostは、ここに紹介したレイアウトプランについて、その施工実現性をいかなる場合においても保証いたしかねます。ご承知おきください。

 


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