2007/10/19上梓


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序:本連載の目的

本連載は、VRMユーザーではない鉄道模型愛好家、あるいは、つい最近VRMユーザーになったばかりで、VRMの使い方がイマイチよくわからない、という方を対象読者としています。

目的とするところは、そういったVRMを触ったことがない、どういうものかわからない方に、VRMを使った仮想鉄道模型レイアウト作りが実際にはどのような作業であるのか、そのイメージを掴んでいただくことにあります。

VRMは、I.MAGiC社が開発・販売している“鉄道模型シミュレーター”の通り名です。本連載では、特に断りがない限り、鉄道模型シミュレーターバージョン4(VRM4)を扱います。

VRMは、お世辞にも“万人ウケ”するアプリケーションではありません。筆者(ghost)としては、VRMを設計に活用することで、鉄道模型レイアウト作りをより楽しく、より精緻におこなうことができる、と考えているのですが、だからと言って、すべての鉄道模型愛好家に「VRMを使うべし」と勧めるつもりはありません。

有り体に言えば、VRMは人を選びます。順応できる人は、とことんまでその魅力を引き出すことが出来るでしょうし、そこに特別な才能など要らない、と筆者は考えています。が、少なからず相性の悪い方がおられることも事実であり、拙稿の影響でVRMを導入してはみたものの、何をして良いかわからずに途方に暮れておられる方もおいでのことかと推察します。

ghostに騙されてVRMを買ったが、こんなモン使えるか、カネ返せ!な方。文句はI.MAGiCに言ってください。

本連載では、VRMによる仮想鉄道模型レイアウト作り=鉄道模型レイアウト設計、を、その手順の1ステップ、1ステップまで噛み砕いて書いていきます。意図するところは、本連載を読んでいただければ、読者各位が「あぁ、これなら私にも使えそうだ」「ん〜、これはオレには無理だな」と、VRMとご自身の相性を判断できるような書き物です。

そのようなワケですので、既にある程度VRMに習熟されている方にとっては、面白くもなんともない、当たり前の話がくどいほどに続く連載となりますので、予めご承知おきください。

また、最終的に、設計したVRMレイアウトをNゲージで実施工することを前提としているため、レイアウトの作り方が一般的なVRMレイアウトとはやや異なりますので、その点はご注意ください。

まぁ、ちょこちょことTips的な内容は含むとは思いますが。

テーマ設定:Re460の似合う欧風ビネットを作ろう

VRMレイアウトの作り方、と言っても、作ろうとするレイアウトのスタイルによって、その手順は千差万別です。また、鉄道模型愛好家諸兄が「レイアウト」と聞いて思い浮かべる、巨大で壮麗な鉄道模型レイアウトを作る手順を、1ステップ、1ステップ書いていくと、百年あっても足りません。

そこで、本連載では、VRMの極々基本的な用法に話題を絞り、小さなビネットを設計することを当面の目標として話を進めていきます。

<今回用意した素材の一部>

ベースボードは、本来額縁として売られているコルクボード。レジン製のお城と共に、百円均一の店で購入したもの。

車両はいずれもTRIX社のRe460電気機関車とRIC Bpm簡易寝台車。流石に石造りの城と日本型車両はミスマッチですから。

その他、諸々はこれまでのレイアウト作りの余りモノです。i

上写真は、今回のビネット作りのために用意した部材です。

VRMを設計に活用する鉄道模型レイアウト作りには、大きく分けて2つの考え方があり得ます。

 

・とりあえずVRMを使って作りたいレイアウトのイメージを描き出し、それを元に部材を調達する。

・使いたい部材を予め揃えておいて、VRMを使ってその部材で実現可能なレイアウトのイメージを描き出す。

 

本連載は、後者のアプローチで進めていきます。

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感想・質問・要望・批判などは、適時ご意見箱へお寄せください。そのときの気分で対応したりしなかったりします。

マジ半分・ネタ半分です。きっとウソもいっぱい書いてます。そこらへん適当に読んでください、よろしく。

 


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