2005/05/01

前回の報告はこちら

トイレ用ビネット作業着手

話は2週間ほど前に遡ります。

レック株式会社製。詳細な製品情報はこちら。これ自体は悪くないと思います。

ちなみにリンク先に記載されている寸法は外形なので要注意。この中にビネットを作る場合、有効内径は324(W) x 95(D) x 150(H) mm です、オイラの精度怪しげな実測によれば。

妻と三宮に出かけた折、こんなのを買わされいました。壁に簡単に(未検証につき、現時点では真偽不明)取り付けられるという触れ込みのディスプレイボックスです。

これを我が家のお手洗いの壁に取り付けます。そこ(つまりトイレ)にボクが精魂込めて作ったHGe101風機関車を飾っても良い、と妻に言われました。わーい、嬉しいなー。

既に若干なげやりです。

やるからには真面目にやります

極小サイズのVRMレイアウトとしては啓明さんの作例が多く公開されていますが、啓明さんのWebではそのビネット実装例までは(少なくとも現時点では)論じられていません。そこで、VRMのミニマムな精度を検証する、という点に着目し設計・施工していくことにします。

なんか、いかにも無理矢理モチベーションを引き出してますが。

<ディスプレイボックス内径をシミュレート>

説明不要かと思いますが、左画面写真下方に配置されたレールと編成は、ビュワー起動時にディスプレイボックス部分を一発で俯瞰するための「作業用カメラ列車」です。

 

ちなみに、トンネルポータルの配置に際しては、まずバリアブルレールで正確なディスプレイボックス内径を罫書きし、それにトンネルポータルを「整列」させる、という手法を用いました。

まずは、トンネルポータルと高架プレートを適当に組み合わせて、今回のビネットが収まるディスプレイボックスの内径(324 x 95 x 150mm)をシミュレートしてみます。

<こんな感じ>

実際のディスプレイボックスは奥面が鏡なのですが、流石にこれは再現できません。

ここへ、ひょいひょいとVRM部品をバラ撒いて、とりあえず設計してみたのがこんな感じ。

<レイアウター図面>

<ビュワーによる完成予想図>

線路はR742とR495を緩和曲線的に組み合わせたもの。これを向かって左から右へ5mm上り勾配させて95mmしか取れない奥行きを最大限に活用する戦略。

左端は少しでも唐突感を弱めるべくトンネル出口を設定。足元を演出するために路盤は30mm嵩上げし、水辺に面した築堤としてみた。

ついでに(後でわかりますが合理的な理由があります)、VRM4でも同じことをしてみました。

<レイアウター図面>

<ビュワーによる完成予想図>

レイアウター図面では、VRM3/4ともに、見易さのためにディスプレイ内径を作っているトンネルポータルは非表示にしてます。

 

なぜ、VRM3/4ともに車輌がトワイライトなのか。ズバリ、トワイライトとトイレットが、なんか近いような気がしたから、切腹ッ!!

VRM4にはまだ「築堤」部品がリリースされていないので、特にこういうミニマムサイズでの精密な曲面を含む地形の作りこみには若干無理がありますね。

VRM4の印刷機能を評価してみた

これがわざわざ同じ設計をVRM4でも作ってみた理由。

VRM4からは「選択部品のみを実寸(拡大/縮小も可)で印刷する」機能が実装されました。これを試してみようと思った次第。特に今回の作例では線路はフレキシブルを使うことになるので、その形状をプリントアウトした図面から得ようという魂胆です。

<印刷した図面>

お手元のプリンタ及びプリンタドライバにも左右されると思いますが、概ね正確な図面が得られました。

ちなみにウチのプリンタは友人からお古を譲ってもらったもので、CannonのBJC430という、有り体に言えばガラクタです。

この図面から線路/道床の正確なアウトラインを得ることができました。これに合わせて3mm厚バルサ材を切り出しました。床面比30mmの嵩上げはいつものように発泡スチロール板を使います。ここにフレキシブルレールを直付けするのはカーブ保持力が不安なので、板材をかまそうという戦略です。

<切り出したバルサ材にフレキを敷いてみた>

下地の白い板は今回のベース面となるプラ板。路盤が浮いているように見えるのは、フレキを止める釘がバルサ材を貫通して飛び出しているから。

続いて、築堤のための嵩上げをおこなう発泡スチロール板を切り出しました。最終的に水面に向かって切り込む部分はトンネルポータル(後述)との現物合わせを要するので、現時点では直方体のまんまです。

<発泡スチロール板にレールを仮置き>

加えて、30mm厚の発泡スチロール片を切り出し、レール路盤の勾配も試してみました。飾る車輌がコケない程度にカントを設けても良さそうな感じ。

次に、本作例の「ツボ」となるであろうトンネルポータルに取り掛かります。ポータル部についてはGM等の既製品を購入しようかとも思ったのですが、今回のビネットには裏課題として「これまでのレイアウト製作で余った部材を消費する」というのがありまして、まずは手元にあるものを活用することにします。

もちろん、フレキシブルレールも第二期地上線施工時の余り物です。

<木枠を作ってみる>

とりあえず、潤沢に余っているバルサ材で、先の印刷図面を参考にしつつトンネルポータルの外形を作ってみました。トンネル穴はVRMビュワーの画面を見ながらの適当ですが、走行性能を必要としないビネットなので、あまりシビアになる必要もないだろう、みたいな感じです。

<詰め込む>

とりあえず外から見える部分だけそれなりに仕上げれば、後はなんとかなるかな、と、そういう甘い考えです。

この木枠に、やはり一袋余っていた紙粘土を詰め込みました。感想後、表面に煉瓦積み風の筋彫りをしようという作戦です。思いつきなのでうまくいくかはなはだ疑問ですが。うまくいったら誉めてください。で、次回以降のレポートにコイツが出てこなかったら、元からなかったものと忘れて触れずにいてください。

こんな風に仕上げたい

 

なんとなく寂しいので、トンネル出口付近に考証不明な保守作業用スペースらしきものを設けていますが、これは実装の進展によってなくなったり、他の何かに変わったりするかもしれません。

これも現時点では「思っている」だけですが、走行を前提としない小品なので、今回に限り架線を張ってみようかと思ってます。いや、結局コレも機関車スクラッチの余りの真鍮棒があるからなんですが。

最近、いろんなことに手を出し過ぎている感があるので、規模の割には牛歩する可能性が高いです。まぁ、ボチボチと進めますので乞うご期待。

マジ半分・ネタ半分です。きっとウソもいっぱい書いてます。そこらへん適当に読んでください、よろしく。

 


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