2005/02/14

前回の報告はこちら

牛を並べてみた

あまりに殺伐とした風景になっていたんですが。

この状況を一刻も早く脱すべく、植林事業を開始しました。とりあえず、Geisthornは華やいで参りました。で、下写真のような状態です。

Geisthorn(独)=Ghost Horn(英)

勝手につけた山の名前、念のため。

<火星に緑>

駅から見上げた感じも良くなってきました。こういう景色、本当にスイスあたりに在りそうな気がしません?

ピントを彼方の山に合わせてみると・・・

敢えて左にピントの異なる2枚の写真を晒しているのは、実物を間近に見た感じが少しでも伝わるのではないか、と思ったから。

人間の目の焦点は、ほとんど無意識に遷移してしまうワケですが、ghost的には立体的に作ったものを眺めた際のこの無意識の焦点の遷移の瞬間の快感が溜まらないワケで。この快感は残念ながら立体視を再現できない現行の(そして将来的にも)VRMでは得られません。

っつーわけで、この快感を味わいたい貴方。アナタもリアルレイアウトを作ってみませんか?

Nゲージというと、鉄道模型の世界では「HO以上のレイアウト設置場所が確保出来ない人の代償行為」的な扱いを受けることがままあるような気がしますが、この空気感をデスクトップで再現できるってのはNゲージ(Zもですが)の特権のような気もするワケで。

<山際のリバース線に進入するプッシュプル列車>

奥手の信号機の現示でどっちに向かってるかわかるでしょ。リバース線の通電方向を確認するために信号機を使うというのは、我ながらナイスな選択だったと思います。

とか言いながら、しばしば勘違い逆進入させて短絡停止させるんですが。

冷静に考えるとスケール感もヘッタクレもないですが。

まぁ、今回は「メルヘンの世界」を狙っているので・・・というか、有り体に言うと「妻の歓心を買うべく」やっているので、これでいいんです。

で、さらに山の方へ視点を転じますと・・・

<牛くん>

カエルくんはいません。

全然本題と関係ないですがコレいいですよね。

こういうフィギュア類は最後に配置するのが定石とは思うんですが。帰宅した妻が緑化の進んだレイアウトを見るなり「牛くん!!牛くん!!」と急くので、とりあえず仮置きしてみました。

「牛くん!!牛くん!!」って・・・オマエはカエルくんかいッ!!

ノロケはこのへんにして真面目な話に転じたいと思いますが。牛はホビーセンターKATOが輸入販売しているウッドランド・シーニクスの「#00202144 乳牛」です。スイスには基本的に我々に馴染みのある白黒のホルスタイン種はいませんので、この点には拘ってみました。いや、これも妻に無理矢理そうさせられたんですが。

牛の足元の牧草地は河合商会「植毛マット(薄緑1)」をチョイス。実際に施工するまで地肌部分との境界の処理が不安だったんですが、適当にコースターフを散らしてみたら、よさげになったような気がしています。

そう思わない方もおられるような気もしますが(特に上のようなツッコミの後では余計に)、実はghost本人は可愛いくてしかたのない妻をノロケているつもりなのです、念のため。本当なんです、念のため。

VRMでは出来ないこと

前段で下線を付けた部分がそれに当たります。

第一期レイアウトを仕上げた際にも少し論じたのですが、VRMの地面テクスチャの扱いはリアルNゲージレイアウトのそれとまったく異なる考え方に立脚しているため、残念ながらVRMでNゲージレイアウトの地面処理・植林処理を事前シミュレートすることは出来ません。

もちろん、逆に「施工済みのレイアウトをVRMで真似る」ことは可能です。が、それはレイアウト施工の役には立ちません。

「そういう仕様なんだから仕方がない」と言われればそれまでの話なんですが。前述したように、緑化処理は「実際にやってみなければ仕上がり具合がイメージできない(もしくは難しい)」という意味において、まさしく「シミュレーション」が価値を持つ工程だと思うんですね。

トラックプランやストラクチャの配置は、まぁ、これも実は高度な立体空間認識能力を要求されるので簡単ではないのですが、VRMがなくてもなんとなくは想像できるのかな、と。これに比べ、植林処理は仕上がりがイメージしにくい上に、一度失敗するとやり直しがこれまた手間な作業でもあります。

VRM4がリリースされたばかりのこの時期に「VRM5」の話をするのもナンセンスではあるのですが、もしI.MAGiCさんがVRMを拙Webにて唱導しているような「リアルNゲージレイアウト製作の支援ツール」として販売していこうという戦略を少しでも意識しておられるのであれば、「リアル鉄道模型レイアウトの作業工程に準拠した地面処理シミュレーション」の実現を、是非検討いただきたいなー、と妄想する次第です。

それ以前に。あり得るのか「VRM5」なんて?

VRM4でレイアウター画面にテクスチャが透過表示されるようになったのは大きな進歩ではあると思うのですが。各種の地面処理手法を模した地面テクスチャを用意さえしておけば、あとは「地形ブレンディング」がそれっぽく処理してくれる、というのも悪くはないです。が、こういった方法論は、言わずもがなで「VRM上の作業」と「リアルレイアウト上の作業」を翻訳できるスキルを持った人にしか実践できないだろうな、とも思うワケで。

 

正直なところ、ここでghostの言う「スキル」が、特殊なものなのか、それともghostが勝手にそう思っているだけで実際には普遍的なものなのかは、ghost自身よく理解できていません。この件について薀蓄をお持ちの方はご意見箱の方でご開陳いただけると有難いです。

このテーマについては、また日を改めて、具体的な解決試案も含めて論じてみたいと思います。

マジ半分・ネタ半分です。きっとウソもいっぱい書いてます。そこらへん適当に読んでください、よろしく。

 


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