2004/01/20

方針演説

「天の将に大任をこの人に降さんとするや、まずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ」という孟子の言葉を改めてかみしめ、断固たる決意をもってレイアウト製作に邁進してまいります。

昨日の総理大臣の真似。

冗談はさておき。

VRMは、言うまでもなくPC上で鉄道模型を楽しもうというアプリケーションなワケですが、同時に、Nゲージレイアウト、特にTOMIXの道床付きレールを使ったレイアウト製作の設計ツールでもあるワケです。

しかし、どうしたことかネット上には意外に「VRMで設計してレイアウト作ったぞ」というWebがあまりないのです。なら自分でやろう、と気楽な気持ちで始めることにしました。

 

何かの間違いでココへ迷い込んだ方へ。VRMとはこんなものです。念のため。

実は既に若干後悔していますが、もう結構な量の部材を買い込んでしまったため、止めるに止めれません。で、こういうWebを作ったら、途中放棄は格好悪いので止めれなくなるだろう、と極めて打算的な動機からこのWebを編むことにしました。

 

途中で止めた場合、一番怖いのはやっと了解してくれた妻に何をされるかわかんないコトなんですが・・・。

次節に詳述しますが、そんなに巨大なレイアウトを作るつもりはないし、そもそも出来ません。よって「別にVRMを設計に使わなくても作れるんじゃない?」と突っ込まれる可能性大です。

が、実際に施工してしまう前にPC上で3D-CGでもって見栄えを確かめながら試行錯誤できる、というVRMのメリットは、何も巨大レイアウトに限ったものではない、と ghost は考えます。そういうワケなので、このWebでは、VRMレイアウトとNゲージレイアウトをいったりきたりしながら製作を進めていくことになる予定です。VRMによる自由なイメージと、Nゲージの物理的制約を行き来しながら、段々とレイアウトを完成に近づけていく過程を追体験していただければ幸いです。

今回も、そして今後も、VRMにて生成したレイアウト完成像の俯瞰画像が登場しますが、あくまでもこれは流動的に変化していくものだ、とご承知おきください。

なお、レイアウトの製作に当たってはVRMとの相性からTOMIXのFineTrack道床式レールを使用します。ただし、ストラクチャ等についてはVRMの制約を離れて柔軟に取り入れていく予定にしております。

 

設計初版

諸般の事情から、レイアウトサイズは 900mm x 600mm のレイアウトボードを長尺方向に2つ連結した 1800mm x 600mm としました。

その上で、製作を2期、つまりボード1枚毎に分けて考えることとし、片方のレイアウトボードだけでも最低限の走行に耐え得る線路構造をとることにしました。これはメンテナンスの便を図るとともに、将来的に2枚のレイアウトボードを当初と同じ配置で置けなくなる可能性を配慮してのことです。

これを踏まえて、とりあえず下図のようなレールプランを考えてみました。

 

諸般の事情=妻から「あなたの部屋からはみ出ないならお好きにどうぞ」と言われた。

<設計第一版、下が正面と思ってください>

 

繰り返しになりますが、この設計は暫定的なもので、将来変遷していく可能性があります。

黄色で示した部分が「第一期着工部」、赤色部分が「第二期着工部」になります。まずは、黄色部分から製作していきます。

ミソとなるのは C280 を基本としたオーバルループの直線部に橋をかけることで、正面側にデッキガーター橋、裏側にスルーガーター橋を充てます。実は ghost は工作が苦手なので、初レイアウトはベースにレールを直付けするシンプルなものにすべきかと迷ったのですが、どうしても「川越え」を作ってみたかったのでこうしました。

下は完成イメージです。

 

<本当にここに至る日は来るのか?>

 

<使用レール>

S70 x 2

S140 x 3

C280-15 x 2

C280-45 x 7

PR280-30 x 1

PL280-30 x 2

デッキガーター橋 x 1

スルーガーター橋 x 1

レイアウト中央に川を持ってくるため、レイアウトボード全面を底上げする必要が生じます。同じ底上げをするならば、TOMIX高架線の標準の高さまで底上げし、第二期着工部は高架区間を含むレイアウトとすることにします。

下は完成イメージです。

 

<これに至っては遥か遠い未来に思える>

 

<使用レール>

S280 x 3

DS280 x 1

C243-45 x 3

C243-45高架 x 5

C280-45 x 3

C280-45高架 x 5

単線トラス鉄橋 x 1

とりあえず、第一期着工部については本年中ごろには完成させたいなぁ、と弱気な展望で始めてみます。

当Webサイトでは、この過程をなるべく詳細に記録・公開することで、レイアウト設計ツールとしてのVRMの再評価を試みていきます。何分、Nゲージレイアウトの製作についてはズブの素人ですのでお見苦しい点も多々出てくると思われますが、温かい目で見守ってください。適時の突っ込みメールは大歓迎ですので、ghost がアホな方向に進みそうな場合はご助言を賜りたく。

 

現在の進捗

第一期着工部用の資材調達が進行中です。

900 x 600 mm のレイアウトボードを購入したことは VRMovies で既報の通りですが、これに加えて 設計上必要となる TOMIX FineTrack レールを揃えているところです。

困ったことに、数軒の販売店を廻った結果、C280-15 と デッキガーター橋が品切れ状態で、いきなり躓いております。まさに「天の将に大任をこの人に降さんとするや、まずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ」ってな感じです。どこが「大任」なんだとか、どの「天」だとか、「労せしむ」ほど真剣に探してんのかとか、即座にセルフ突っ込みでオチを解消しつつ、今後の報告にご期待あれかし。

少なくとも無駄なレールを購入することなく、整合性のとれたレールプランを検討できる、という意味においてVRMはいきなり役立っています。

しかし、考えようによっては、これはTOMIXさんのビジネス的にはマイナス(ユーザーにとって無駄なレールも売上には違いないから・・・)のような気もします。

ghostは、ここに紹介した内容について、読者のお手元での再現性をいかなる場合においても保証いたしかねます。ご承知おきください。

 


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